靴べらというのは、使う場所ではよく使うものの、使わないところではほとんど使わないという、100%機能特化したアイテム。逆にいうと、ないと困る場所には絶対にあるというアイテムで、そういう場所でもし靴べらが壊れたら、大変なことになるわけ。
まさに、そのないと困る場所の代表例が土禁のオフィス。ほかにも、飲食店の座敷席や工場のクリーンルームなど、各所でそういう場所はあるもの。そして、そういうところで靴べらがこわれると、多くの方が不便を感じるわけです。そもそも、靴べらって壊れるのかという疑問もあるけれども。
その壊れた靴べらと格闘したMDは、樹脂製の靴べらはいつか壊れるという結論に達した。そして、オフィスに置いても高価なものではないもののさすがこの会社と思われるような恥ずかしくなくて壊れにくい靴べらを買い付けるというミッションにいつのまにか切り替わっていたとさ。
その結果、アイテムとしてこの靴べらがショップに並ぶことになったわけ。
まず、壊れにくい条件として、樹脂製を避けるという命題があり、さらに可動部があるとネジが外れたりバネが伸びたりして寿命が短くなるので避けるという題目も追加された。そして、オフィスの備品として使うためにそれなりの風格があるものという項目も追加した。その結果、機能としてはシンプルだけれども、見て美しいものを見つけた結果がこれ。
オール金属なので、これまでの樹脂製靴べらと比べると格段に重いという事実はあるものの、シルバーの地味なところがオフィスの落ち着きを表すようにずっしりと腰を落ち着かせてくれる。さらに、角ばったところがなく、ビジネスのように全体が丸みを帯びたところがオフィス現場の雰囲気と感じてしまうようなところがある。
チタン合金性で308g。見た目どおりの重厚感と柔らかなカーブはなんともいえない使い勝手で、手に取ったお客様にもご理解いただけるシンプルな機能と美しさになっている。
そして、たとえやんちゃなスタッフがこれでちゃんばらごっこをやったとしても、ヒトが怪我することはあっても靴べらがこわれることはないはず。という靴べらをMDが見つけてきたので、ぜひご覧ください。