赤が緑で黄が青に、緑からは黄で青からは赤。これ、信号ではなくて色鉛筆

イラストや色ぬりで色鉛筆を持ち替えるのはやっかい、「あー、くるっと回転させて色が変わればとても便利」と誰もが感じたことがあるはず。そして、それを実現してしまい、さらに使ってみたらそれは驚くべきアイテムで、グラデーションもすぐに表現できたし。という色鉛筆がこれ。
レインボー鉛筆。4色が1本の芯に。軸デザインは2種類
レインボーでありながら4色。しかし、4色の組み合わせでレインボー的な色表現ができる色鉛筆。軸デザインは2種類
仕組みは単純で、1本の芯を多色で構成している。本来は芯は1色のみのところを、このペンは、芯を4分割して、贅沢にも赤・緑・黄・青の4色を1/4ずつ使って1本の芯を構成している。 赤の面が紙に接していれば赤色、黄の面が紙に接していれば黄色と、芯の接している色が表現できる色鉛筆。である。 持つ位置で何色を表現できるかが変わってくるので、想定外の結果が得られたり、思わぬグラデーション効果が表現できたりする。 ところで、この手の多色鉛筆は決してめずらしいものではなく、お子様のペンでもよくあるもの。行楽地のお土産売り場のアイテムでも見たことがあるはず。しかし、こうしたお子様向けペンは、多色であるがために、芯が太く軸も太いものが多い。
鉛筆の先とお尻側。鉛筆の端から端まで、金太郎飴のごとく4色の芯が入っている
太い軸が好みの方もいるだろうが、オトナ文具での多色鉛筆は、一見普通の鉛筆であることが必要。しかし、よくよく見ると多色鉛筆であってほしい。 このアイテムは赤・青・黄+緑の4色構成。芯が太くないので、軸も細く、ごく普通の鉛筆のような感覚でペンを動かせるという特徴がある。筆箱やペントレイに入れておいても一見すると鉛筆である。しかし、手に持つと多色ペンと気づく。このギャップがオトナ文具の醍醐味である。 使い方は使う方次第。クリエイター系の方なら、思わぬ発想につながるかもしれないので、行き詰まったときにもて遊んでみると、発想を手助けしてくれるグッズになるのでは。
多色鉛筆レインボーペンをショップで見る